丸沼芸術の森
アンドリュー・ワイエス略歴
1917年 7月12日、アメリカの東海岸ペンシルベヴェニア州・チャズフォードにて、イラストレーターのN.C.ワイエスの二男、5人姉兄の末子として生まれる。生まれながらの虚弱体質と神経衰弱のため小学校を1ヵ月半で退学、以降16才まで家庭教師に就きながら、父から絵画を学ぶ。
1920年(9歳) 水彩画を始める。
1923年(12歳) 出版社からイラストの注文を受ける。
1937年(20歳) ニューヨーク、マクベスギャラリーで初の個展。出品作品完売という快挙を遂げた。
1938年(21歳) 義兄ピーターハードよりテンペラ画の手ほどきを受ける。
1939年夏(22歳) メイン州・クッシングで翌年結婚するベッツィに出会い、ベッツィからその後30年間画題とするオルソン姉弟を紹介される。
1945年(28歳) 父N.Cワイエス死去。これ以降独自の絵画の世界を築いていく。
1948年(31歳) 「クリスティーナの世界」を描く(ニューヨーク近代美術館所蔵)
1952年(35歳) ドライブッシュ(水彩技法の一種)の作品の発表を始める。
1963年(46歳) 平和と文化の功労者に合衆国大統領から贈られる最高の勲章「メダル・オブ・フリーダム」自由勲章を授与される(ケネディ大統領の決定によるが授与はジョンソン大統領)。
1968年(51歳) クリスティーナ・オルソン死去。
1974年(57歳) 東京国立近代美術館・京都国立近代美術館で「アンドリュー・ワイエス展」開催。
1984年(67歳) 舟橋ギャラリー、飯田画廊、伊勢丹新宿店で個展。
1987年(70歳) 「アメリカン・ヴィジョン~ワイエス芸術の3代」世田谷美術館他4ヶ国8ヶ所で開催。
1988年(71歳) レーガン大統領より「ゴールドメダル・大統領賞」を受ける。
1990年(73歳) 「ワイエス展―ヘルガ」開催。セゾン美術館(東京)他国内6ヵ所を巡回。
1991年(74歳) 加藤近代美術館、東京芸術劇場で「アンドリュー・ワイエス展」。
1995年(78歳) 愛知県美術館他日米4ヵ所を巡回する「アンドリュー・ワイエス展」開催。
2000年(83歳) 「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス水彩素描展」平塚市美術館、岐阜県美術館、福島県立美術館、秋田市立千秋美術館。以降同展は、2004年姫路市立美術館、田辺市立美術館、熊本県立美術館、鳥取県立博物館、2006年には常葉美術館を、さらには2007年、アメリカ、Cincinnati Art Museum, Gilclease Art Museum, Butler Institute of American Artを巡回する。
2005年(88歳) 「アンドリュー・ワイエス回顧展」(アメリカ)開催。
High Museum of Art, Philadelphia Museum of Art
2007年 (90歳) ブッシュ大統領より芸術勲章 「National Medal of Arts」授与される。
2008年 (91歳) 「アンドリュー・ワイエス 創造の道程展」開催 Bunkamura ザ・ミュー ジアム、愛知県美術館、福島県立美術館巡回。
2009年1月16日
(91歳)
チャッズ・フォードにて死去。
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